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NNACについて
ニッチ脳神経脈管カンファレンス (Niche Neuro-Angiology Conference)は、脳脊髄血管の発生や解剖の知識を大切にし、稀な血管疾患の経験を皆で共有しながら、疾患の病態の理解に努め、より安全な血管病変の治療を目指してきました。大阪市立総合医療センターの小宮山雅樹先生が2007年に大阪で第1回を開催し、これまで14回開催されてきました。脳脊髄血管の機能解剖を中心とした脳血管内治療の分野において本会が果たしてきた役割は決して少なくないと考えます。 2021年の第15回から本会の運営を小宮山先生から、新たに運営世話人の3人が引き継ぐことになりました。運営は引き継ぎますが本会の目指す方向性はこれまでと変わりません。今後もこの分野の知識や経験を皆で共有することで、疾患自体の理解を深め治療に生かし稀な血管疾患の臨床においても有意義な会になるよう努めていきたいと考えています。 本会で扱うテーマは以下のとおりです。 ✦　脳脊髄血管の機能解剖、その歴史、血管発生（系統発生、個体発生） ✦　脳脊髄血管病変の病態・病因解明 ✦　発生生物学や分子生物学的なアプローチ ✦　小児の脳血管奇形（動静脈瘻、動静脈奇形、ガレン大静脈瘤、硬膜動静脈瘻） 　　他の小児の血管病変すべて（脳動脈瘤、脳梗塞、静脈形成異常、静脈血栓症 　　、他） ✦　頭・頚部血管病変（血管奇形・血管腫、若年性血管芽腫、他） ぜひ皆さんと face to faceで活発な意見交換ができることを願っております。 2021年1月1日 ニッチ脳神経脈管カンファレンス 代表世話人　　小宮山雅樹（大阪市立総合医療センター） 運営世話人　　石黒友也（大阪市立総合医療センター） 　　　　　　　太田貴裕（東京都立多摩総合医療センター） 　　　　　　　当麻直樹（三重大学）
ニッチ脳神経脈管カンファレンス　会則
第１条　名称 本会は名称を「ニッチ脳神経脈管カンファレンス」とする． 英語表記を「Niche Neuro-Angiology Conference」とする． 第２条　目的 本会は、希少疾病のため、一医師・一診療科では対応困難な疾病（小児脳血管奇形、小児脳血管病変、頭・頚部血管病変、希少系統疾患、希少症候群など）の経験を共有することや脳血管機能解剖を中心とする基礎知識の普及により患者治療・医学の発展に役立てることを目的とする． 第３条　事業計画 本会の目的を果たすために、次の事業を行う． １．学術集会の開催． ２．その他、本会の目的を達成するために必要な事業． 第４条　事務局（連絡先） 本会の事務局は、大阪市立総合医療センター　脳神経外科　石黒友也に置く． （e-mail: t-guro@tcct.zaq.ne.jp） 第５条　構成 本会は、代表世話人、運営世話人、世話人、会員で構成される． 第６条　代表世話人、運営世話人、世話人 会に次の代表世話人、運営世話人、世話人を置く． 世話人は、適宜、世話人相互の話し合いで変更できるものとする． 代表世話人　大阪市立総合医療センター　小宮山 雅樹 運営世話人　大阪市立総合医療センター　石黒 友也（会計） 運営世話人　東京都立多摩総合医療センター　太田 貴裕 (会計監査) 運営世話人　三重大学　当麻 直樹 世話人　東京歯科大学市川総合病院　片山 正輝 世話人　熊本大学　清末 一路 世話人　亀田総合病院　田中 美千裕 世話人　久留米大学　田上 秀一 世話人　福岡大学筑紫病院　東 登志夫 世話人　筑波大学　松丸 祐司 世話人　慶応義塾大学　水谷 克洋 第７条　世話人会・運営 前条の運営世話人は、学術集会の企画・運営などを含め本会の運営を行う。 運営世話人は必要時に世話人会を招集し本会の運営について助言を募る。 本会の運営に際しては参加費及び寄付金を充てる． 第８条　会員 本会員は脳神経血管内治療、小児脳血管病変・頭頚部血管病変・脈管系の系統疾患などの治療に携わっているもの、脳血管・脳疾患・脳科学の研究に携わっているもの、世話人により推薦され本会の趣旨に賛同する基礎的・臨床的研究を行っている者とする． 第９条　期間 本会は医療環境・社会情勢の変化を考慮し、３年ごとに見直し検討する． 第１０条　年会費及び参加費 研究会の参加費を持って年会費とする．参加費は世話人会で決定する． 第１１条　会則の変更 会則の変更は、世話人会にて承認を得るものとする． 付則：本会則の実効日時は、平成18年12月14日とする． 　　　本会則は、平成19年5月11日に改訂された． 　　　本会則は、平成21年1月5日に改訂された． 　　　本会則は、平成30年5月30日に改訂された． 　　　本会則は、令和1年6月1日に改訂された． 　　　本会則は、令和2年8月29日に改訂された．